美術、音楽、劇場・・・イギリスにはたくさんの芸術文化系の求人が溢れています!この記事では芸術文化系の仕事の探し方をご紹介します。
目次
どんな探し方があるのか
大まかに分けると以下の4つがあります。
1) ウェブサイト
芸術文化系の仕事が集まっているウェブサイトが無料のもの、有料のものなど様々あります。
2) LinkedInやFacebook
Royal Opera Houseとか大きなベニューや劇団はLinkedInのカンパニーアカウントがあるので、それをfollowしましょう。不定期で求人情報が掲載されます。
3) FacebookやLinkedInのグループ
中規模・小規模の団体も沢山あるので、舞台スタッフの募集などが時たま関連するFacebookグループやLinkedInグループに投稿されています。
4) クチコミ
一度、劇場で働きだすと「こんな募集がある」という話が耳に入るようになると思います。ネットワーキングが大事です!
1~4、それぞれを詳しく以下で紹介します。
コツ
そして受かりやすいのはずばり、採用が多い時期に応募する!です。私も受かった一つの理由はこれだなぁと振り返って思います。
具体的な時期はというと、夏前(1~4月)です。というのも夏だけオープンする劇場があったり、かのFringeがあったり、観光シーズン目前で求人が多いのです。
1) ウェブサイト
Arts Jobs
Arts Councilのホームページで、無料で利用できます。美術・演劇・音楽などジャンルは様々。バックオフィスやスタッフ、先生などの募集が多く、役者の募集はあまり多くないです。
Mandy
演劇・舞台・ダンス・TV・映画・音楽・歌・声優など様々な求人情報があります。特に、役者の募集が豊富です。有料会員になる価値があるサイトだと思います。
Arts and Media Jobs
美術館・博物館などの求人が多いサイトです。会員登録(無料)をすると詳しい情報を見ることができます。
Arts Job Finder
Arts Professionalというウェブサイトのサービスの一部。演劇・音楽・ダンスなどの業界のマネージメントの仕事が多いです。無料でニュースレターに登録、応募ができます。
musicmatch
イギリスの音楽関係の仕事だけではなく、アメリカやブラジル、イタリアの音楽・メディア関係の仕事も掲載されています。
Music week
音楽業界の求人が揃っています。インターンシップの情報も時たまあがっています。
Music Business Worldwide
イギリスだけでなく、世界中の音楽関係の求人情報があります。
2)LinkedInやFacebook
働きたい劇場や劇団、美術館・博物館などがある場合、必ずその会社・団体のアカウントをフォローしましょう。
LinkedInを更に活用するなら、そこで働いている人と繋がることもお勧めです。
3)FacebookやLinkedInのグループ
働きたい業界や職種、でグループ検索をしましょう。
私の場合はFacebookで
Theatre Jobs & Trainig UK
Backstage Theatre Jobs に参加しています。
4)クチコミ
特に私が働いていた劇場は夏季のみ営業している劇場だったので、シーズン終わりに近づくと、一斉メールで他の劇場からの求人のお知らせが流れてきました。特にイギリスでは2・3個の仕事を掛け持ちしている人も少なくないので、そのうちの一つでこんな募集がある、という話も時々耳にしました。
また、私が働いていたときは来ていたお客さんの一人から「ここすごい好きなんだけど、仕事ないのかしら?」と聞かれて、ちょうどその時募集していたので教えてあげるということもありました。ので、人脈ない・・・と言わずに、まずは飛び込んでみる・聞いてみるのもお勧めです。
特にイギリスだとボランティア活動も盛んなので、ボランティアから実際採用という道もあると思います。(どこかのウェブサイトの記事で、そんなアドバイスを読んだことがあります)
まとめ
ざっと私の所感は上記のとおりです。
芸術文化関係の仕事はどこもエントリーシートは特製で、どんだけ書かせるのよ?!と発狂しそうになるときもありますが、その分働く人は皆「この仕事大好き!」という人が多くて、私は働くのがとても楽しかったです。
ぜひぜひ挑戦してみて、夢を掴んでください!
はじめまして。現在、舞台芸術系の専門学校に通っていてる者です。来年からカナダにワーキングホリデーで1年語学を学びにいきたいと考えています。その後イギリスに渡り、劇場で働くのが目標です。ワーキングホリデーでイギリスに渡り、劇場で働くことは難しいですか??
はじめまして、コメントありがとうございます。こちらでの返信が遅くなり申し訳ございません。
コメントいただいてすぐに井上様からいただいたメールアドレスに返信させていただきましたので、ご確認ください。どうぞよろしくお願いいたします。
三上梓穂
はじめまして、検索からこの記事を見つけて興味がありましてコメントさせて頂きました。
今現在、日本で舞台の仕事をしているのですが、海外の方とご一緒したときにとても面白くそちらでの仕事にとても興味があります。
ワーキングホリデーの年齢制限まであと少しなので、行くならこの数年と考えているのですが、
語学が出来ないのでワーホリで語学を学び、その後舞台の仕事につくのは難しいでしょうか、、、?
もしよかったら詳しく教えて頂けると幸いです。宜しくお願い致します。
あかさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
日本で舞台のお仕事をされているとのことですが、具体的にはどういったお仕事なのでしょうか?
演劇業界はライバルが多いので、仕事の経験やレベルが同程度の人が同じポジションに応募していた場合は、やはり現地での仕事経験がある人、言葉ができる人が有利なので、言葉ができない点はかなりのハンデになってしまいます。(私も一ヶ所目の劇場で働き始めるまでは散々、書類で落とされました・・・)
ワーホリのリミットまで数年との事なので今から先に英語の勉強を始めて、ワーホリに応募するのが1番働ける可能性が上がる方法だと思います。
あとは、海外の方との仕事の機会があれば、どんどん関わって履歴書に書ける実績・経験を増やすこともプラスになると思います。
私はワーホリ最初の半年弱の間は語学学校に行きましたが、今から考えるとせっかくのワーホリ期間だったのに働かなかったのはもったいなかったな、と思っています。
もちろん語学学校で色々学べたのはありがたかったですが、決して授業料等は安くないので、そのお金であれもこれも舞台見たり旅行いけたりしたかも、と後から考えてしまいました笑
日本人が海外で働くにはビザが1番ネックなので、そのビザの問題がないワーホリ期間中にしっかり働く!というのが個人的には1番おすすめです。
なのでご質問に対しての回答を端的にまとめると、難しくはないけれど、せっかくのワーホリの時間がもったいない、というところでしょうか。
あかさんの具体的なお仕事の内容ややってみたい仕事、語学のレベルなどが分からないのでぼんやりした回答になってしまい申し訳ありません。
もしよろしければ詳しい情報を教えていただけますと、より参考にしていただける提案ができるかもしれませんので、こちらにコメントいただくか、メールでご連絡ください。