履歴書、CVの書き方(イタリア編)

 

さて、イギリス編に続いて履歴書、CVの書き方イタリア編です。

私の感覚ではイタリアのほうが日本の履歴書に近いイメージです。

日本の履歴書と異なる点

サイン

ワードなどで作成した場合もサインをいれましょう。私はお絵かきソフトからjpgでサインの画像を作成して、それを挿入しています。

「記載している情報を採用のために利用してもいいですよ」という文言を入れる。

個人情報保護法の関係でこの文章がないと、せっかく応募しても先方から連絡がこない場合があるかもしれません。

くわしい文言は下記の個人情報保護の文言を確認してください。

 

CVの要素

ざっとまとめてみると、下記の要素がCVに必要となります。

  • 写真
  • 名前など個人情報(住所、電話、メール、誕生日、国籍)
  • 要約(Personal Statement)
  • 職歴・職務内容
  • 学歴
  • 語学・ITスキル
  • 日付・サイン
  • 個人情報保護の文言

写真

必須ではないですが、イタリアでの仕事に応募する場合はあった方が良いです。背景は白などのニュートラルな色で、表情や服装は応募する職種に合わせましょう。

Gangitanoさんによるとモデルっぽい写真(私の解釈では、顔が正面を向いてなかったり、大げさなポーズをしていたり、ですかね)はダメだそうです。(The Local “Ten tips for the perfect Italian CV.” 3 June 2013)

個人情報

名前はページのトップで、写真の下に住所、電話、メール、誕生日、国籍。特にEU圏内出身なのか、圏外出身なのかがビザの関係で重要です。

要約

経験したことや、どんな人柄なのかを4・5行ぐらいでまとめます。

職歴・職務内容

最近のものから順に書いていきましょう。職務内容は長くかかず、簡潔に箇条書きにしていきます。

学歴

私が学校でもらったテンプレートでは高校以降から記入するようになっていたので、高校以降の学歴を書いています。

語学・ITスキル

こちらも箇条書きで記入しましょう。

日付・サイン

上記していますが、ワードなどで作成した場合もサインをいれましょう。私はお絵かきソフトからjpgでサインの画像を作成して、それを挿入しています。

個人情報保護の文言

これまた繰り返しになりますが、以下の文言を最後に入れます。

英語:

Pursuant to Law 675/96 and Aut Provv Min. 1/482/RS 2005 and Decree of 30 June 2003 with 196 I hereby authorise the processing of my personal data for the purposes of possible selection activities.

イタリア語:

Autorizzo il trattamento dei miei dati personali ai sensi del Decreto Legislativo 30 giugno 2003, n. 196 “Codice in materia di protezione dei dati personali

 

参考になるHP

Sophie Inge “Ten tips for the perfect Italian CV” The Local.it

University of Exeter “Italian CVs and Covering letter advice”

Lidia Baratta “Come scrivere un curriculum che non finirà nel cestino” Linkiesta

 

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